戦後80年、平和を願い行動に参加する8月

岡之郷の観音寺、牛伏山の平和の鐘

 今年は終戦から80年、広島・長崎に原爆が投下されてからも80回目の夏となりました。
 毎年地域の方とお寺の鐘撞に参加させてもらっていますが、今年も広島に原爆が投下された8月6日は藤岡市内の観音寺(↑写真)で、長崎の8月9日は牛伏山の平和の鐘で、それぞれの原爆投下時刻に合わせて平和の願いと慰霊の祈りをこめて鐘撞です。

終戦記念日は市内で宣伝

 8月15日の終戦記念日は市内を回り、ヤオコー前ではマイクで街頭から訴えました。
 排外主義と差別主義の広がりで戦争が近づいていることを感じます。外国人排斥ではなく暮らしの予算を増やし、大軍拡を止めることこそ「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する(日本国憲法前文)」平和で安心な暮らしを実現する道です。 飢えや貧困・格差をなくし、平和な社会の実現をあらためて決意しているところです。

ららん藤岡の「平和展」

↑看板の下には大きな折り鶴

8月8日〜10日の3日間にららん藤岡の花の交流館でひらかれた「藤岡平和展」は、原爆のパネルや当時の写真や実物の資料など、今年もとても考えさせられる展示となりました。
 日本被爆者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことが話題になりました。被爆者の方の核兵器廃絶願いを実現するためには、授賞を喜ぶとともに、核兵器のむごさや罪深さを学ぶことが大切だと思います。
 今年も多くの来場者が訪れ、核兵器廃絶と平和の願いが大きく広がりました。来年もまた開催の予定とのことです。「藤岡平和展」の活動にひきつづき連帯していきたいと思います。

↑「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」写真パネルの展示
↑広島の地元高校生が描いた原爆写真のパネル展示
↑日本政府の核兵器禁止条約への参加を願う圧倒的な声が示された会場のシールアンケート