台風19号
台風19号の影響で、藤岡では12日の昼頃から雨風ともに強くなり、鬼石・日野地域には避難勧告が出されました。私の住んでいる小野地域も夕方ごろ警戒レベル3の「避難準備」対象地域となりました。
私の実家の近くは烏川沿いの地域ですが、暴風雨のなか避難に迷う方が多く、結局避難しない方も多かったようです。また、避難場所の小野中学校は午後7時から8時頃で避難者が収容人数を上回り、せっかく小野中まで避難しても北中学校に案内された方もいたそうです。地域の避難場所の体制の課題も浮き彫りになりました。
以下は13日、14日の市内の様子です。台風の残した爪痕に、災害の怖さを改めて実感しました。
日野地区の様子(14日)
日野地区の大きな被害新聞報道であった上日野の住宅は、裏の沢つたいに土砂の直撃を受けてしまいました。住んでいた方が犠牲になりました。下の写真は下から見上げたところ。
上から見たところ↓
↓下の川までの道路には両側にポールがありましたが、土砂が流れ、全ておれ曲がってしまっています。
↓道路を挟んで川まで土砂が流れた跡です。
少し下ったところでは、押し流された土砂で、本道から入った道路の路面が波打って通行不可になっています。
上の写真の現場からかなり下ったところの「岡本橋」という橋には、流木が大量に引っかかっています。橋の上にも流木が横たわっていて車での通行はできません。
↓道路の下がえぐられて、路盤ごと崩落しています。
烏川グラウンド(13日)
市内の河川敷のグラウンドの様子烏川グラウンド、神流川グラウンドは浸水して流されてしまったようです。↓は烏川グラウンドの様子です。
↓グラウンド上に流木が散乱しています。
↓大きくえぐられたグラウンド
神流川グラウンドの様子(13日)
↓はサッカー場です。倒木と流水で使えない状態です。
↓野球場の方はすでに地域の方の協力で復旧しつつありますが、周辺は手つかずのところも多くあります。
↓写真は翌日の夕方ですが、未だに水が引いていませんでした。