立石神社春の例大祭

例大祭を盛り上げる獅子舞

4月29日は立石神社の春の例大祭です。春らしく穏やかないい日となりました。例大祭には毎年森の飯玉神社からこどもたちが獅子舞を踊りに来ています。「多野藤岡地方誌」よるとこの獅子舞は、アメリカ進駐GHQ前橋市局員に郷土芸能代表として披露した、という歴史があるようです。「勇壮・華麗の点は近傍随一」と評判だったようでした。

一時期途切れたようですが、今は保存会の方の尽力で子どもたちに受け継がれています。保存会の活動は歴史ある郷土芸能が守るということだけでなく、地域の活気も呼んでいます。今日も子どもたち、若い親世代、さらにその親と3世代で祭りに参加している人が多く、賑やかでした。獅子舞の伝承がつづいていることで、こうした地域の交流の場がうまれています。

立石新田でも獅子舞を

 

立石新田の伊勢島神社でも以前は獅子舞の伝承が行われていましたが、現在は休んでいる状態です。地元では保存会を立ち上げて再び獅子舞を始める動きが出ています。森の獅子舞のように地域のつながりが深まるきっかけになればと思います。