市内のつくしんぼ保育園の卒園式に参加させていただきました。
暖かい春の日となり、式場のホールは保護者と見学者で満席でした。保護者と職員の「ハレルヤ」の合唱で式が開会し卒園児が堂々とホールに入ってきました。卒業賞証を渡したあとはうた・リズム・おどりを中心に進んで行きました。跳んだり走ったり歌ったり子どもたちのちからが思いっきり引き出されていて、見ていて楽しく元気になる式でした。保育園では本当にのびのびと育ってきたことが伝わってきました。保育園は厚生労働省の管轄ですが教育機関としての役割も持っているといいます。つくしんぼではいろいろな伝統芸能や手作業を取り入れながら、様々な体験を大事にしているように感じました。
式のあとには子どもたちが作ったものも見ることできます。
展示室が作られて作品が飾ってありました。
上の2枚の写真の焼きものは園で手作りしたもののようです。
野焼きの様子の写真がありました。園庭にかまどを組んで焼いています。
綿を育てて、布にくるみ刺繍したものです。細かい作業ですがしっかりと作られています。
アイヌのコタン(集落)での暮らしの様子を子どもたちが手作りのジオラマで表現しています。オキクルミというアイヌの伝説の世界観です。どれも完成度が高く、細かいところまでよく作ってありました。
いろいろなシーンをモチーフに作られていますが、子どもたちの想像力に驚きます。展示はとつひとつが完成度が高く、とても良かったです。