bookmark_border生活福祉資金コロナ特例貸付の状況について

2024年もよろしくお願いします。

 新年が明けまして、ほぼ1ヶ月となってしまいました。今年は元旦の大きな地震、2日には飛行機事故などお正月から大変な災害や事故が相次ぎました。被災された方々、また事故にあわれた方々に心よりのお見舞いを申し上げます。

 国会は今日からとなりますが、藤岡市議会の3月議会は2月20日に告示となる予定です。今年も市民のみなさんの苦難軽減と要求実現にむけてがんばりますので、引き続き今年もよろしくお願いいたします。

コロナ特例の貸付状況について

 昨年9月に記事にした、コロナ特例の貸付の状況について、近況を担当課に確認しました。12月末時点で、藤岡市での返済免除件数は9月時点から30件増の352件、滞納件数は2件減の514件とのことでした。貸付件数に変化はないので、返済免除件数が増えれば滞納件数はその分減少するはずですが、返済免除件数に比べて滞納件数の減りが少ないということは、新たな滞納が増えている状況といえそうです。

 コロナ禍による生活困窮の際に行政から借金を負わされ、続く物価高騰でさらに生活が困難となっている方が多くいるのではないかと心配をしています。国からは、返済免除となる一定の条件を満たしていなくても、状況に応じて免除対象とできるよう通知があるようですが、そもそも生活困窮者への支援が給付ではなく貸付、という対応に大きな疑問を感じます。返済が生活再建の重荷になっている、ということがあるのではないでしょうか。詳しい分析が必要と考えます。