12月 11, 2019

会計年度任用職員制度導入にともなう条例制定への反対討論

条例制定の議案に反対

会計年度任用職員制度の導入のために新たに条例が制定されます。

藤岡市の条例制定案は、今の非正規職員の待遇を改善する内容となっているものです。しかし制度自体に非正規雇用を固定化するという問題点があることから、問題点を指摘して反対をしました。

反対討論を以下のように行いました

以下に反対討論の全文を掲載します。

「この議案は、地方公務員法及び地方自治法の一部の改正による、一年任用の「会計年度任用職員」という新たな仕組みの導入にともなって条例の制定をするものです
制度の趣旨としては、同一労働同一賃金の原則をふまえて、非正規職員の待遇を一般職と同程度に改善するもので、条例制定案でも各種手当の支給など待遇改善が見られることからおおいに賛同をしたいところです。
しかしながら以下の点で重大な欠点をはらむものであり、今回の条例制定には賛成できません。

まずは公務労働の原則に反した制度導入となることです。
先日の本会議では、公務労働の原則は「任期の定めのない常勤職員が中心」との認識を確認いたしました。したがって基本的に一年ごとの任期で任用する会計年度任用職員は本来公務の中心を担うことは想定されていません。部長の答弁でも「あくまで補助的な職種に限る」とされていました。しかし例えば会計年度任用職員として任用されることになる嘱託の保育士は、勤務時間も勤務内容も正規職員と遜色ない現場では欠かせない役割を担って働いてることからも、このまま制度移行すれば原則に反した運用がされることは明らかです。
また、一般職と同じように経験にもとづいて昇給する仕組みを規則に定めるということですが、5年を限度にストップすること、正規職員として登用される道は用意されないということから、非正規雇用の立場を固定化するもので、同一労働同一賃金の原則とも相入れない点も問題です。
以上のことから、本条例制定案における会計年度任用職員制度の導入には反対を申し上げて討論とさせて頂きます。」