bookmark_border藤岡市福祉医療費支給に関する条例の一部改正への質疑・討論

障がい者の食事代が自己負担に

今回の議会で提案された「藤岡市福祉医療費支給に関する条例の一部改正について」の議案は、これまで医療費として助成されていた障がい者の入院時の食事代を本人の自己負担に改めるものです。

議会初日に提案があり、即日採決という流れになります。

改正の内容は、障がい者のうち住民税非課税の方について入院した際の食事代の自己負担を求めるというものです。これまでは群馬県と藤岡市とで半分ずつ負担をし、障がい者は負担なしでしたが、このたび群馬県が来年度から費用負担を中止することで藤岡市も県にあわせて負担をとりやめることとなりました。

当事者への周知は

質疑のなかで藤岡市は、障害者団体への周知も行われてると考えているようでしたが、実際には責任をもって周知はしていません。

群馬県による「群馬県福祉医療制度在り方検討会」には、障がい者団体も参加していますが、市内の団体が直接参加しているものではありません。市の担当者によれば、県の団体から市内の団体にも話がきているはずとの推測がされています。しかし藤岡市内の障がい者施設の方から話を聞いてみると、実際にはこうした議案提出の動きは知らされていないというのが実態です。

市は答弁で、今後広報などで周知するとしています。しかし当事者にとっては事後報告となり、十分な周知ということはできません。

「検討会」中間報告では、対象の範囲や実施の時期については実態の把握や十分な説明を確保した上で実施すべきという立場をとっています。しかし藤岡市においては、そうした取り組みが十分とはいえない状況です。

議会初日に即決で可決

反対討論を行い、条例改正に反対しましたが賛成多数で可決となりました。実態把握や周知が不十分ななかで重要な議案が即決されてしまうことには大きな疑問が残ります。