3月議会が告示となりました。

寒い日が続いていましたが、だんだんと暖かい日も増えてきました。

さて、来週の27日から3月19日までの会期で3月議会が始まります。3月議会は翌年度の予算案が大きな議題のひとつで、特別委員会で審議が行われます。

平成30年度予算には、昨年指摘した就学援助制度の入学準備金の入学前支給が計上されているようです。入学前の3月中には支給できるようにするということのようで、もう少し早められればとも思いますが、これまでは入学後の秋に支給だったので大きな前進だと思います。

前進がある一方で、市民負担の大きくなる予算でもあります。国保会計への繰り出し金が減額となっていますが、これは昨年12月議会で議決された国保保健税引き上げのためで、市民の負担増を伴っています。また、介護保険料の引き上げ議案も出されており、これも負担増につながるものです。

新事業もいくつかあるようです。
そのなかのひとつ、「防災公園整備事業」には今回の予算では2億5千万円ほど計上されていますが、全体では3年計画のもので、総予算7億円と見込まれています。作る場所や、規模、設備などの妥当性はどうなのでしょうか。

議案では市営住宅の入居要件を緩和する改正案が出されています。連帯保証人の資格を拡大するもので、必ずしも市内居住でなくてもよいとするものです。市営住宅の空き室は増加傾向ですが、入居要件によって入りたくても入れない方もいると予想されるなかですので、効果的な改正だとおもいます。しかしそれでも入居要件を満たすことが困難な状況はあると思います。その点は一般質問で取り上げていきたいと思っています。